こんにちは!ウイルス除菌研究所多摩支社です♪本日は「PCR検査・抗原検査・抗体検査のどれを受けるべきか」をまとめて解説していきたいと思います。まずはそれぞれの検査を見比べてみましょう。
今回の記事で学べること
1.それぞれの違いが一目瞭然になる
2.状況別でどれを受けるべきかわかる
3.検査の特徴を把握
PCR検査とは?
PCR検査とは、ポリメラーゼ連鎖反応の略でウイルスの遺伝子を増幅させて検査する方法です。新型コロナウイルスの確定診断に用いることができます。
診断結果は検査機関にもよりますが6時間から2日が目安になります。陰性であった場合は、陰性証明書も発行することが可能です。
検査方法ですが、鼻咽頭部から検体を採取して検査を行います。現在の検査の中では最も感度がいい検査なのでキチンとした結果を知りたいかたにおすすめです。
PCR検査についてはこちらの記事をお読みください。
抗原検査とは?
抗原検査とはウイルスに感染した細胞が特異的に産生する抗原を検知して診断に導く検査のです。PCR検査とともに、新型コロナウイルス感染症の確定診断に用いることができます。
この検査の一番のメリットは、結果判明が最短30分で判明することと特別な検査機器を使わずに検査ができることです。しかし、デメリットもあります。
それは、検査結果の感度がPCR検査と比べると劣ってしまう点です。以下の数値をみてください。
1:国内臨床検体(陽性27検体/陰性45検体) 感度37%・特異度97.8%
※ただし用いている検体のウイルス量が少ない検体が多く含まれている
2:行政検査検体(陽性24検体/陰性100検体) 感度66.7%・特異度100%
どちらも感度は低く、特異度は高いという結果になっています。
これは「陽性者を見逃してしまうことはあるが、陽性と出た場合の結果は信用できる」ということになります。
詳しくはこちらの記事から
抗体検査とは?
抗体検査とは新型コロナウイルスに感染していたかどうかを調べる検査で、新型コロナウイルスに感染すると形成されるたんぱく質が体内にあるかどうかを調べることができます。
抗体検査は新型コロナウイルスに感染後13日以降では、96.9%の陽性率ですが、感染後9~12日目の陽性率は約50%とまだ、期待されるほどの制度が出ていないことも現状です。
また、抗体検査の結果が陽性だからといって新型コロナウイルスにもうかからないのかというとそうではありません。抗体をもっていても再感染する事例が香港の男性で確認されています。
抗体ができたらもう大丈夫というのは間違った認識であると言えるでしょう。
詳しくは「抗体検査は4つの結果で状況がわかる」
どの検査をうけるべき?
抗原検査に関しては、正確性にかけるため主体的に行うことはほとんどありません。現在新型コロナウイルスに感染しているか調べるにはPCR検査が一番です。
過去に新型コロナウイルスに感染していたかどうかを調べたいひとには抗体検査です。もし受ける場合は、感度を考えると発症後13日以降の方がいいでしょう。しかし、日にちが経過しすぎると抗体自体が消失している可能性があるため注意が必要です。
※今回のまとめ※
1.現在、新型コロナウイルスに感染しているかどうかはPCR検査が一番
2.大切なひとに会う前は、結果判明の日数を逆算し会う前に検査を受けるのがおすすめ
3.抗体検査はうけるタイミングに要注意
今回は「抗原検査・抗体検査・PCR検査」について書きました。【ウイルス除菌研究所多摩支社】ではPCR検査キットの販売や出張PCR検査の手配も行なっております。相談はこちらから。
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