こんにちは!ウイルス除菌研究所多摩支社です♪今回は細菌やウイルスの感染経路について学んでいきましょう!
今回の記事で学べること
1.感染経路を知ることで対策がとれるようになる
2.日頃気をつけるべきことが明確になる
3.感染を広げないためにどうするべきかはっきりする
細菌やウイルスは体内に入り感染します。なので、体内に入れないことが一番の予防策です。どんなタイミングで体内に入るのかを知れば予防も可能です。早速見ていきましょう。
❶ 飛沫感染
せき、くしゃみによって、ウイルスや細菌を含む細かい唾液や気道分泌物につつまれて空気中に飛び出し、飛沫範囲で人に感染させることです。ひとや状況によって異なりますが、普通の会話で2m,くしゃみやせきで4~8m飛沫するとも言われています。
対策としては、十分に距離をとるもしくは、お互いにマスクを着用する。せきやくしゃみをする時は布などでおさえて行うようにしましょう。
❷ 接触感染
皮膚や粘膜の直接的な接触、または医療従事者の手や医療器具、その他手すりやタオルなどのような物体の表面を介しての間接的な接触により、病原体が付着することで感染することです。
感染経路としては接触感染が一番多いとされています。新型コロナウイルスの対策で最も気をつけるべき感染経路がこの「接触感染」です。
オーストラリアの研究機関の調べでは、ヒトは2~3分に1回無意識に顔を触っているようです。なので顔を触らないで生活するというのは無理でしょう。触る前に手指にウイルスを付着させないことが大切です。
※接触感染を徹底して予防したい方はこちらをお読みください
予防としては、あらかじめ接触が多い部分をコーティングする。目や顔を触る前に手指を消毒する。室内に入る前に手洗いうがいをしウイルスを持ち込まないように心がける。
私たちウイルス除菌研究所が最も専門的な部分です。相談するならこちら
❸ 空気感染
空気感染は別の言い方で飛沫核感染といいます。飛沫核とは、飛沫の水分が蒸発した小さな粒子のことで、これを吸いこむことで感染するのが飛沫核感染、つまり空気感染ということになります。
飛沫は水分を含んでいるため重さがあり、すぐに地面に落ちてしまいます。しかし飛沫核は水分が無いため軽いのです。そのため空気中に浮遊し、遠くまで飛んでいくことができます。
従って、感染者から十分な距離をとっていても感染してしまうのです。例を挙げると、結核や麻しん(はしか)、水痘(水ぼうそう)は空気感染することが知られています。
飛沫感染を防ぐ予防方法の一つとして、マスクの着用が挙げられます。しかし、空気感染の予防法は、飛沫核の拡散を防止することが重要となるため、室内環境を減圧したり、高機能のフィルターを用いて空気を清浄するなどの対応が必要となります。
定期的な換気をするのも効果的です。
❹ 経口感染
経口感染とは、水を始めとした飲食物の摂取、感染者の接触したものを口に含む、汚染された糞便を処理するなど、間接的に病原体が口に侵入することによることにより引き起こされる感染症のことを指します。
この感染経路から引き起こされる感染症は多種あり、それぞれ症状や経過が異なります。
代表的な感染症をあげると、A型肝炎やポリオ、腸チフス等が挙げられますが特に発展途上国での感染リスクが高いと言えます。
例えば、汚水への接触、ウイルスに汚染された水を使用した食物の摂取、旅行者や滞在者が接触しやすい状況からの感染が挙げられます。
※今回のまとめ※
飛沫感染や空気感染を予防するには距離を保つ・マスクの着用・定期的な換気
一番気をつけないといけないのは接触による感染
接触感染の予防にはコーティング・手洗いうがい・こまめな消毒の3つを意識する
※【ウイルス除菌研究所】では様々な細菌やウイルスに対しての知識を更新していきます。
緊急な消毒依頼・PCR検査についても対応していますので必要な方はこちらから
Comments