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コロナ消毒の正しい知識❶「次亜塩素酸水」について

執筆者の写真: ウイルス除菌 研究所ウイルス除菌 研究所

こんにちは!ウイル除菌研究所多摩支社です♪本日は「次亜塩素酸水」について解説していきます。

この記事で学べること

   1. 次亜塩素酸水とは何か

   2. 間違いだらけの使用法

   3. 次亜塩素酸水の注意点


それでは早速見ていきましょう!

 

次亜塩素酸は「食品添加物」

 

次亜塩素酸水 (Hypochlorous Acid Water)は、食品加工等の分野において洗浄・消毒用途などで使用される食品添加物(殺菌料)です。


10~80ppmの有効塩素濃度を持つ酸性電解水になります。

よく同じだと勘違いされやすいですが、次亜塩素酸ナトリウムとは異なるものです。


※ウイルス除菌研究所多摩支社では【塩素濃度測定】も行なっております。今使っている消毒液のご相談はこちらから

 

間違いだらけの使用方法

 

次亜塩素酸水はよく「食品添加物だから安全だ」、「体に害がないから噴霧して大丈夫」とか「コロナにも有効的」などのお話をよく聞きますが、全部間違いです。


消毒液のことは、普段学ばないことなので知らなくて当然だと思いますが…。特に「加湿器に入れて噴霧する」ことは人体に害を及ぼす可能性があるため、やめたほうがいいです。


次亜塩素酸水に含まれる塩素は、生きているものを殺すわけですから、皮膚や粘膜をも破壊します。体に優しく、高い殺菌力を持つ消毒剤なんかありません。ウイルスに効果があれば、人体にも有害です。


そして、一番怖いのが「次亜塩素酸水で消毒したつもりになってしまうこと

次亜塩素酸水は、不安定な水溶液でもあり暗室などでしっかりと保管していても、時間の経過とともにその効果が失われてしまう。つまり、日々塩素濃度が低下していくため厚生労働省が定めた塩素濃度以下で使用してしまっている可能性があるのです。


正しい使い方とは?

テーブル、ドアノブなどの消毒に有効です。

酸化作用により、新型コロナウイルスを破壊し、無毒化することに期待が持てます。いくつかの製法がありますが、一定濃度の「次亜塩素酸水」が新型コロナウイルスの感染力を一定程度減弱させることが確認されています。


◾️使用方法◾️

 

消毒したいモノの汚れをあらかじめ落としておきます。


❶ 塩素濃度80ppm以上(ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを水に溶かした製品の場合は100ppm以上)の次亜塩素酸水を使い、消毒したいものの表面をヒタヒタに濡らします。

その後、20秒以上おいてから拭き取ってください。元の汚れがひどい場合などは、塩素濃度200ppm以上のものを使用しましょう。



❷ 生成されたばかりの次亜塩素酸水で消毒を行う場合は、35ppm以上のものを使いましょう。同じく20秒以上掛け流した後、拭き取ってください。


よくお店などで、消毒液を噴射後にすぐ拭き取るのを見ますが、それではほとんど効果がありません。せっかく消毒作業をするのであれば「正しい消毒」を行いましょう。


※今回のまとめ※


1. 次亜塩素酸水の噴霧は危険です。やめておきましょう。

2. 塩素濃度が低下しやすので作り置きをしない

3. 消毒対象物に20秒以上ひたしてから拭き取りましょう



今回は「次亜塩素酸水」について書きました。次はアルコール消毒について書いていこうと思います。


※ウイルス除菌研究所では【塩素濃度測定】も行なっています。ご相談はこちらから

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